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賃貸契約する前に知っておきたい「木造」と「鉄筋」の違いとメリット・デメリット

公開日:2023/10/15  最終更新日:2024/02/20

メリットデメリット

賃貸でお部屋探しをするときに条件として優先順位が高いのは立地・間取り・家賃です。駅近で徒歩圏内に病院、スーパーなどがあるような立地条件であれば家賃は高くなり、家賃を抑えようとすると希望の間取りを諦めざるを得ません。このように何に優先順位を置くかということも重要ですが、実はそれ以外にも重要なポイントがあります。

木造のメリット・デメリット

日本では木材が豊富なため古来よりたくさんの建築物に使われており、神社や寺院などの歴史的建造物でも使用されております。現在でも木造建築が非常に多い理由としては、建築コストが大幅に安く抑えることができるからです。

木造建築は相対的に建物の総重量が軽くなるので基礎工事が大幅に削減されることで建築コストが低くなります。その他では日本が地震大国ということも大きく関係しており、ここでは木造のメリットとデメリットについて解説いたします。

木造建築のメリット

木造建築のメリットは大きく分けて3つあります。

①「家賃が安い」…これについては先述したとおりですが、木造建築は材料費が安く、工期も短いこともあって建築コストが低く抑えられます。そのため家賃に関しては安く設定されていることが多いです。

②「通気性・吸湿性に優れている」…木造建築は鉄筋コンクリート建築と比べて通気性が高く断熱性が高いです。さらには吸湿性にも優れているのでより快適な生活が送れます。日本では四季があり、夏場は湿度が高くジメジメと不快に感じることが多く、カビの発生原因ともなります。

一方で冬場は空気が乾燥して湿度が低くなりますので、肌荒れやのどの痛み、あるいは風邪などにもかかりやすくなります。このように日本で生活するうえで通気性や吸湿性はとても大事な要素です。

③「部屋が広く使える」…木造建築は木を組み合わせて作るため、天井や部屋の角に凹凸がありません。そのため、鉄筋コンクリート建築のように部屋の角に梁がないので部屋を広く使えます。その他で管理費用がほとんどかからないといったメリットもあります。

木造建築のデメリット

木造建築にはメリットがたくさんありますが、当然デメリットも存在します。デメリットについては大きく分けて3つあります。

①「防音」…木造建築は木の特性上、遮音性が低いために音漏れがしやすいです。そのため、快適に暮らせる環境にするには防音対策が必要になりますので、高速道路の近くや線路の近くといった騒音が気になる地域には不向きとなります。

②「耐震性が弱い」…木は軽い材料であり、しなるという性質があるので揺れを吸収するといわれていますが、基本的には鉄筋と比べると耐震性は弱いです。ただし使用する構造体によっては耐震性能を高く維持することも可能となります。

③「気密性が低い」…木造建築はメリットでお伝えしたように通気性が高いので、その分冷暖房が効きづらくなってしまいます。そのため夏は暑さ対策が必要となり、冬は寒さ対策が必要となります。

鉄筋のメリット・デメリット

続いて鉄筋のメリット・デメリットについて解説いたしますが、基本的に鉄筋建築と木造建築は相互関係にあるので、一方のメリットは一方のデメリットになっているケースが多いです。

鉄筋建築のメリット

鉄筋建築の最大の特徴は防音性の高さにありますが、メリットについては大きく2つあります。

①「防音性の高さ」…最大の特徴でもある防音性の高さは鉄筋建築の魅力になります。木造建築では騒音が気になって住めなかった、線路沿いといった駅から近い場所や繁華街の近くといった立地であっても、住むことが可能になるのでお部屋探しの際に候補となる物件が増えます。

②「耐震性が高い」…日本は地震大国のため安全基準がとても高く耐震性が高い=安心して生活を送ることができます。国が定める耐震基準も2000年に大きな改正がありましたので、物件の築年数によっては当時の耐震基準が異なることがあるので確認が必要です。

鉄筋建設のデメリット

鉄筋建設については安心・安全ということをご理解いただけたかと思いますが、やはりコストは高くなります。デメリットについては大きく分けて3つあります。

①「コストが高い」…鉄筋建築の最大のデメリットといっていいでしょうが、木造建築と比べて建築費用は確実に高くなります。

②「通気性・断熱性が低い」…木造建築と比べると通気性・断熱性が共に低いです。その分気密性が高いので冷暖房の効きはよいですが、エアコンの使用頻度が上がるためエアコン代がかさむといったデメリットが存在します。

③「結露が発生しやすい」…先ほどの②とも通じることですが、通気性が悪いので結露が発生しやすくカビなどの原因につながります。そのため、結露が発生しないよう対策をしたり、発生した結露をこまめに拭いたりするといったメンテナンスが手間となります。

こだわり別!木造・鉄筋それぞれおすすめな人の特徴

ここまで木造建築と鉄筋建築について解説してきましたが、どちらがおすすめかと聞かれれば「人による」という回答になります。どちらの場合でもメリット・デメリットがあるため、ご自身の条件に合った方を選ぶようにしてください。

木造建築がおすすめな場合

「家賃を安く済ませたい場合」…学生や新社会人の方であれば家賃を安くしたいと考えるものです。日中外出することが多く、家では寝るだけという方であれば、家賃相場が安い木造建築がおすすめです。

「狭い間取りに住む場合」…木造建築は空間の無駄を作ることなく建築できるため、狭い間取りの場合にはおすすめです。また、通気性が高いので、狭い間取りの場合には部屋の換気がしやすいです。

鉄筋建築がおすすめな場合

「中高層の建物の場合」…アパートやマンションといった3階建て以上の建物を契約する場合には鉄筋建築がおすすめです。理由としては、建物は高くなるにつれて強度が必要となるからです。また、鉄筋建築は自宅の火災による被害を軽減できるだけではなく、近隣への燃え広がりのリスクも回避できるので安心です。

「駅近物件の場合」…通勤・通学が必要な方であれば駅近の物件がよいでしょう。しかし駅近の物件の場合は繁華街や幹線道路なども近いため、騒音問題が発生します。そういった場合でも防音性の高い鉄筋建築であれば安心です。

まとめ

賃貸物件を探すうえで、ご自身の年齢や家族構成によっても判断基準はさまざまです。また、賃貸物件選びにおける優先度と目的によっても違ってくるでしょう。賃貸物件選びで失敗しないようにするには、まず「優先度」と「目的」を明確にしましょう。

そのためには鉄筋建築と木造建築のメリット・デメリットを理解する必要があるので、この記事を参考にしてもらえると幸いです。

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