賃貸だけど絵を飾っておしゃれにしたい!賃貸の壁に絵を飾る方法
絵を飾るだけでお部屋の雰囲気がおしゃれになりますよね。しかし、賃貸だと「壁を傷つけたらいけないのではないか」という不安があり、絵を飾ることを諦めている人もいるのではないでしょうか?今回は、賃貸でも絵を飾る方法やアイデアをご紹介します。ぜひチェックして、おしゃれなお部屋づくりに役立ててみてくださいね。
賃貸で画鋲はNG?
そもそも、賃貸の壁につく傷などは一般的にどの程度まで許容されるのでしょうか。少しでも壁に穴が空いていたら、退去時にその分の修繕費がかかるのでしょうか。まずは、賃貸の壁はどこまで自由に扱ってよいのかを確認しましょう。
通常の使用の範囲なら問題ない
賃貸の場合、退去時には「原状回復」といって、借主に責任のある損傷は借主が修復費を負担しなければなりません。しかし、通常の生活によって生じる損傷は借主の責任ではありません。
また、画びょうの穴などは通常の生活の範囲内とされているため、画びょうなどによる小さい穴は開けても問題ないということになっています。ただし、ネジや釘などの大きい穴は通常の生活の範囲内と判断されないこともあるため、避けたほうがよいでしょう。
石膏ボード壁に絵を飾る方法
賃貸の壁は、石膏ボードかコンクリートが一般的です。自宅の壁がどちらか判断できない場合は、画びょうを刺してみてください。画びょうを刺して白い粉がつけば石膏ボードです。ここでは、石膏ボードの壁に絵を飾る方法をご紹介します。
軽いものなら「画びょう」や「ニンジャピン」
画びょうの穴は賃貸でも問題ないので、軽いポスターや写真はそのまま画びょうで壁にさして飾ることが可能です。また、ポスターや写真をたくさん飾りたいけれど、画びょうの跡が大量に残ることが気になる場合は「ニンジャピン」がおすすめです。ニンジャピンの穴はかなり小さく、画びょうの穴ほど目立ちません。
重いものなら「ハイパーフックかけまくり」
額縁に入っているような重い絵を飾る場合は「ハイパーフックかけまくり」がおすすめです。画びょうのようなピンとフックのセットで売っています。画びょうには2本の針が交差して付いていて、この画びょうでフックをとめます。2本の針の影響で強度が増すため、最大7kgの重さのものまでかけることができます。額縁に紐を通してフックにかければ、絵を飾ることができます。
コンクリート壁に絵を飾る方法
次はコンクリート壁に絵を飾る方法をご紹介します。コンクリートは石膏ボードと違い、画びょうがさせません。この場合は、粘着性のある接着剤で絵と壁をくっつける形になります。
軽いものなら「ひっつきむし」
コンクリートに画びょうの代わりとして使えるのが「ひっつきむし」です。使い方は簡単で、好きな大きさにちぎりポスターなどに貼りつけるだけで壁に飾ることができます。ポスターや写真など軽いものを飾りたいときにおすすめです。
重いものなら「コマンドフック」
重量のある絵をコンクリート壁に飾りたいときは「コマンドフック」がおすすめです。フックの裏のシールをはがして壁に直接貼るだけで、簡単に壁にフックを取り付けることができます。はがすときも壁にべたつきが残りません。額縁に紐を通してフックにかけることで絵を飾ることができます。
壁にかけない絵
ここまで絵を壁にかける方法を見てきましたが、お部屋に絵を飾る方法は他にもあります。ここでは、おしゃれに絵を飾るいくつかのアイデアをご紹介します。
イーゼルにかける
絵を描く際にキャンバスなどを固定するために使うイーゼルに絵を飾るのもよいでしょう。サイズが大きく、壁にかけるには重すぎるものの場合はとくにおすすめです。場所を選ばず自分の好きなところに置けるところもよいですね。
棚や床の上に置く
棚やローテーブルなどの家具に絵を置くこともできます。サイズが小さい絵であれば、棚の中に飾るのもよいでしょう。また、縦長の大きな絵であれば直接床に置いてもおしゃれに見えます。
カーテンボックスやふすまの上に置く
カーテンの上など、絵を飾れそうなでっぱりはありませんか?和室であれば、ふすまの上に絵を置くこともできます。絵を置けるスペースがないか確認してみましょう。
つっぱり棒を使う
つっぱり棒を横に設置することで、ピクチャーレールの代わりとして使うことができます。フック付きのリングをつっぱり棒に通して、絵を飾ってみるのもよいですね。
まとめ
今回は、賃貸でも絵を飾れる方法を紹介しました。壁に絵をかけたいときは、便利なアイテムを使うのもよいでしょう。また、絵は壁にかけるだけでなくイーゼルにのせてみたり、つっぱり棒でつくったお手製ピクチャーレールに飾ってみたりするなど、いろいろな方法があります。賃貸でも簡単に絵のあるおしゃれなお部屋がつくれるため、ぜひ実践してみてください。